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審査が甘い自動車ローンなど存在しない

まずはじめに、審査がゆるい・甘い・通りやすい・誰でも借りられるといった自動車ローンは存在しません。もしあるとしたら、ヤミ金などの高利貸金業者などですので、そういった業者からの借入は危険です。また審査基準や落ちた理由などは絶対に教えてくれません。

基本的にローンは、金利が低くなるほど審査条件が厳しく、金利が高ければ審査に通る可能性が高くなるといわれています。

■銀行の自動車ローン
銀行の自動車ローンの場合、金利は低いのですが審査基準は厳しく設定されています。金利が5%より高い自動車ローンはほぼなく、低金利で借りられるのでまず初めに検討したい自動車ローンです。

しかし、審査基準は厳しいので、年収や雇用形態などは問われる可能性が高いのが難点です。年収は最低でも400万円以上、雇用形態も正社員が望ましいです。

可能であれば給与振り込みや公共料金等の引き落としに、申し込み銀行の口座を利用しましょう。多少ですが優遇されます。

■ディーラーの自動車ローン
ディーラーの自動車ローンは銀行に比べると比較的借りやすい傾向はあります。カーディーラーが借り入れ申込者に代わってどのような状況であれば、借り入れが可能であるか交渉してくれます。頭金や保証人の追加、購入する自動車のランクの引き下げなど、交渉の余地があるのは大きなメリットです。

ディーラー側は自動車ローンを組ませることでマージンをローン会社から受け取ります。売上の一部となるのでディーラーとしても審査に通るよう積極的に動いてくれます。

■カードローン
フリーのカードローンも審査は融通が比較的きくのですが、金利は高くなってしまいます。借入れ金額にもよりますが、高いと17.8%や18.0%に設定されます。カードローンは限度額によって金利が変動するので、限度額が高くなれば銀行の自動車ローン並の低金利も可能です。

オリックス銀行カードローンやモビットなどは最低金利が低いので、金額が高くなりそうなら検討したいカードローンです。

カードローンは銀行やディーラーの自動車ローンと比べ金利が高くなりがちですが、自動車を購入する最後の手段です。

ローンの種類 特徴
銀行の自動車ローン 金利は低いが審査は厳しめ。年収や雇用形態に注意。申し込む銀行の口座を利用しているとベスト。
ディーラーの自動車ローン ディーラー側が審査に通るように提案をしてくれる。
カードローン 金利は高めだが、限度額によって異なる。
限度額が高いと金利は低くなり、中には銀行並になる場合も。

貸す側は返済されるかどうかを再重視する

貸す側は貸し倒れを最も恐れます。100万円貸して30万円しか返済されないと70万円のマイナスです。ですので、申込者がきちんと最後まで返済してくれるかどうかを最も重視して審査を行います。

■年収
年収が高ければ返済に回せる金額も多くなります。多少生活に変化があっても返済には影響がないと見られます。年収が低いと出費の変化で返済ができなくなるリスクがあります。

■雇用形態
一般的にアルバイトより正社員の方が勤続年数が長くなります。自動車ローンは長期に渡って返済していくので、返済中に仕事を辞めにくいという点です。同じ観点から申し込み時には現在の職場の勤続年数も見られます。まだ半年しか勤めていない人と10年勤めている人だと後者の方が評価が高いのは当たり前ですね。

■他社の借入れ状況
すでに消費者金融やカードローン、またはすでに別の自動車ローンを組んでいると、評価は厳しくなってしまいます。年収の項目でも触れたように収入のうち返済に回せる金額がいくらかという問題です。自動車ローンに限らず、融資の審査は多重債務者には非常に厳しいです。

ただし、住宅ローンは扱いが少し異なります。住宅ローンは何千万という金額になるので、これを単純に他社の借入れと見ているとほとんど融資不可になってしまいます。

他社の借入れが多い場合は少しでも金額や数を減らしましょう。アコムから50万円、レイクから30万円、プロミスから10万円借りているなら、プロミスの10万円は返済してきれいにしておきましょう。

3社なら2社に、2社なら1社の方が審査は有利になります。上記に例でいえばアコムから50万円、レイクから40万円の方が良いですし、さらにいえばアコムから90万円の方がいいですね。

急に借入額を減らすなんて無理!という場合は件数を減らす努力をしてみましょう。現在借りている会社に限度額のアップをお願いしてみたり、おまとめ可能のカードローンを利用するのも有効な手立てです。

なるべく頭金を用意する

難しいとは思いますが、頭金を用意すれば審査はもちろん有利になります。貯金を切り崩す、親に借りるなどで頭金を用意できればベストですが、自動車ローンを組む以上難しい問題なので参考程度に留めておいてください。

申し込み後、「頭金を用意すれば審査に通る可能性が高くなります。」とディーラーから言われることがありますが、用意できるのであれば始めから用意しますしね(笑)

所有権留保

自動車ローンにおいての所有権留保とは、返済中、自動車の所有権が誰にあるかという点です。自動車ローンを組んだ場合、所有権はローン会社にある場合があります。普段使用する分には何ら問題はありません。急にローン会社が「所有権はうちにあるから今日その車貸してね。」などと言ってくることははありません(笑)

所有権留保が問題になるのは譲渡や売約時です。所有権を持ったローン会社の許可なく、勝手に自動車を譲ったり、売ったりができなくなります。

またローンの担保という意味合いもあり、返済が滞った時には自動車を引き上げられる可能性もあります。ですので、ローン会社からすれば貸し倒れのリスクを減らせるので、審査は多少通りやすくなる傾向があります。売却や譲渡の予定がないなら所有権留保を設定している自動車ローンを選びましょう。

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